フリーランスのための法律を元弁護士が解説!vol1
「今どき、お金を定期預金にしておいても利息なんてないも同然、バカらしい」
「かといって、投資はリスクがあって嫌なんだよなぁ…、、、」
あなたもそんな風に考えてませんか?
最近では「米国株投資」がアツイです(ただし2020年9月に暴落しましたね 泣)。
私、実は過去に「リーマンショック」の憂き目に遭い、軽く1500万円以上一瞬で損したことがあり、「もう二度と投資なんてやらない」と決めたんですね。
でも結局やめられないままずるずる…。いろんな商品買いましたけど、ぼちぼちな感じで放置…。もはやどこに何を預けているかすら把握できていない状態です。
その経験と、これから取り戻すために取り組んでいることをお話しします。
1.投資でいきなり1000万円以上の損失で失敗…もう二度と投資しない!
私が投資を始めたのは、もう15年も前のことです。
15年間投資をやり続けているので、考えてみたら結構長いですね。
一番最初に購入したのは、銀行の定期預金との抱き合わせ投信でした。
100万円を預金、残り100万円を投信にしたら、定期預金の利率が3か月間アップするという銀行の「釣り商品」です。
今ならそんなの買いませんが、当時はよくわからなかったので銀行員に言われるままに購入。
これ自体はたぶんプラスになっているような?微々たる金額ですが。。。
さて、投資で私が大きく出たのは27歳のとき。
結構大きく投資をしようと思い、インド株の投信を買おうとしたんです。
ところがなぜか銀行で投資の話をしてしまい「ファンドラップ」を勧められました。
ファンドラップとは、まとまった金額を投資して、銀行や運用機関に一括で資金運用を任せる商品です。
ラップの中身(個別の株式や債券)は外部からはわからないというブラックボックスな投資方法です。
銀行は当時ファンドラップを売るのに必死だったので、私のようなよくわかっていない若者は格好の餌食だったわけです。
転嫁の三井住友銀行で、奥のVIPルームみたいなところに通されてお茶とか出されて支店長に応対されてファンドラップを勧められ、すっかり良い気分になって購入してしまいました。
ファンドラップは2000万円からというので、2000万円をどーんと投資。←今では300万円から投資できるみたいですが、当時は最低投資額が2000万円でした。
…しかし、ファンドラップは今考えてみたら最悪な条件でした。
預けているだけで、確か毎年残高の2%を取られました(2000万円なら年40万円です。高っ!)
もしくは上がった金額の10%が銀行に取られます(うろ覚えですが)。それではほとんど利益は出ないんですよね…。
しかも運の悪かったことに、直後にリーマンショックが起こり、一気に私のファンドラップは半額になりました。はい、1000万円が消えましたね。ちーん。。。
その頃他にもいろいろ投資していたのですが、軒並み下がって損失はおそらく1500万円超えてます。
まだ20代後半だった私には大きすぎる損失でした…(T0T)。
「もう投資なんてやらない」
固く決意をしました。
2.東芝の株が半額に!他にもいろいろな投資の失敗…
ところがアホな私はその後も投資をやめないのですね。
リーマンショックが堪えたのであんまり積極的には投資しませんでしたが、証券会社からいろいろ勧められて、何となくごちゃごちゃ取引をしていました。収支はとんとんくらい?相変わらず損したことも多いです。
なんというか、私が今まで一番お金を使ったのは「投資」です。旅行とかファッションとか他に使いようがあると思うんですが、そういうのがほとんどなく、全部投資で溶かしてしまいました。
つまり投資より大きな買い物ってしたことがないんですよね。
投資で一番お金をなくしているなんて、アホです。
東芝の株式を買ったら不祥事が起こって3分の1になったこともありました(遠い目)。←確か300万円が100万円くらいになりました。
あと、AIロボアドバイザー投資は辞めましょう。一時期やってましたら手数料高く、もうかりませんでした。
最近では、Google株を買ったとたんにナスダック市場が暴落し、憂き目に遭いました。
本当に「呪われているのではないか?」とすら思います。
3.投資で失敗したくない私が最近目をつけている「インデックス投資」
私はそんないろいろなことがあり、「もう絶対に投資に失敗したくない」という強い意思を持っています。
今までの私の敗因は明らかです。
それは
行き当たりばったりで適当に投資商品を選んでいたこと。
いつも仕事が忙しいとかで、自分で考えずに証券会社や銀行から言われるがままに購入していました。ファンドラップも、銀行に振込に行って、たまたま勧められてその場の勢いで契約。
それじゃ、うまくいくはずないですよね。
そこで私はきちんと自分でどんな商品かを事前に調べて納得してから投資商品を選ぶことにしました。
最近私がいろいろ調べてみる中で、目をつけていて、これは良いのではないか?と思っているのが、「インデックス投資」です。
手数料の安い投資信託を毎月定額で買い続けることにより、平均的に資産を増やしていけます。
自分で上がった、下がったなどと感情に流されて買うことがないので、変な判断による損が発生しません。
さまざまな調査や実験、データ検証により、「もっとも投資効果が高い」と実証されているそうです。
私も最近、インデックス投資に切り替えて様子を見ています。
4.失敗しない投資:インデックス投資のメリット
4-1.手数料が安い
インデックス投資の良いところは、手数料が安い!ことです。
手数料は、1年に1回、残高の0.03%くらいです。
たとえば100万円預けていたら、年間300円が手数料となります。
…これって、めちゃくちゃ安いんですよ!
私が以前に損したファンドラップの場合、年に2%または上がった金額の10%だったんです。インデックス投資なら何分の1なの?って感じです。
こういうことを最初に調べてから契約すべきです。
最初にインデックス投信の手数料を聞いたとき「えっ、そんなんでいいの??」って感じでした。
4-2.個別に銘柄を選ばなくて良いから楽
インデックス投資の場合、日経平均などの指数に連動するだけなので、利用者は個別に銘柄を指定する必要がありません。
忙しい人やめんどくさがりな人(←私ですね)には超ぴったりです。
4-3.積立投資ができる
インデックス投資は「積立投資」ができます。
毎月100円くらいから自動積立ができるので誰でもとりくめますし、利益を平準化することが可能です。
このように、毎月累積で投資していく方法は、非常に効果的なんです。
長い目で見ると、比較的確実に利益を得ることができます。
4-4.少額から投資できる
証券会社やサービスにもよりますが、100円から投資できます。これだったら、あまり手元にお金がない方でも気軽にできますよね!
5.インデックス投資のデメリット
5-1.それでも手数料はかかる
デメリットは、
…手数料がかかることかな。
自分で株式を買って取引したら手数料は0になるので、余計な費用がかかる分、マイナスになるのは仕方ないですね。ただ、運用を任せて自分は楽をするのだから、1%くらいは仕方ないかなって思います。
5-2.自分で投資内容を選べない
もう1つのデメリットは、自分で内容を選んだり確認したりできないこと。
自分で全部投資対象を決めたい!っていう方には向かないです。
また大きな値上がりは期待出来ません。長期にわたってコツコツ積み立てていきたい方にお勧めです。
おおもうけしたい人は、アクティブ投資をやりましょう。
6.インデックス投資をやってみるべき人
以下のような方は、是非ともインデックス投資をやってみて下さい!
- これまで投資に失敗して、もう二度と失敗したくない人
- 手数料を抑えて投資したい人
- 自分で個別銘柄を選んで投資する時間がない忙しいビジネスパーソン
- 個別銘柄の選び方がわからない初心者の方
- 長期にわたってコツコツ資産を増やしたい方
- めんどくさいのが嫌いな方
投資のできない私と一緒に、ステップアップしてみませんか?
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