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超危険!北朝鮮が挑発!大陸間弾道ミサイルとは?簡単に解説

最近、また北朝鮮が頻繁に日本へ向けてミサイルを打ち込んでいます。

半に感じている方も多いのではないでしょうか?

ニュースでは「大陸間弾道ミサイル」がよく打ち込まれていると耳にします。

ただ「そもそも大陸間弾道ミサイルって何?どういうミサイルなの?危険なの?」

という方も多いのではないでしょうか?

今回は大陸間弾道ミサイルについて解説します。今後ニュースを見るときなどぜひ参考にしてみてください。

大陸間弾道ミサイルとは

大陸間弾道ミサイル(たいりくかんだんどうミサイル)とは、海によって隔てられた大陸間を行き来できるほど飛翔能力の高い弾道ミサイルです。

英語で表記すると「ICBM」であり、「 intercontinental ballistic missile」の略です。

「弾道」ミサイルというのは、飛翔する際の軌跡が弾道型のミサイルを意味します。

弾道とは

弾道とは、弾が打ち上げられて弧を描いて落下するような軌道を意味します。つまり弾道ミサイルは船などからいったん高く打ち上げられて、そのまま放物線や「弧」のような形を描いて落下します。

大陸間とは

「大陸間」とは、大陸をまたがって移動できることです。

このように「弾道型」で、なおかつ大陸間を飛翔できる能力を持つので「大陸間弾道ミサイル」というのです。

なおアメリカ合衆国などの国では、戦略兵器制限条約(SALT)によって「有効射程がアメリカ合衆国本土の北東国境とソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上」の弾道ミサイルを「大陸間弾道ミサイル」と定義されています。

また弾道型以外のミサイルでは、ほぼ直線を描いて飛ぶものや地面と水平に飛ぶものなどがあります。

大陸間弾道ミサイルはなぜ危険?

ニュースなどでもしょっちゅう取り上げられる大陸間弾道ミサイルですが、これは非常に危険なミサイルです。

飛翔距離が長い

まず、飛翔距離が非常に長いことが挙げられます。

2017年に北朝鮮で発射実験が行われた「火星14」の射程は1万キロで、西ヨーロッパのほぼ全域やアメリカの約半分を射程距離内におさめています。

同じく2017年に実験が行われた「火星15」の射程は約1万3000キロで、これはアメリカ大陸の全域を射程範囲におさめています。

このように、北朝鮮はいきなりアメリカやヨーロッパに対してミサイルを打ち込むこともできる、と威嚇しているのです。

核弾頭を搭載できる

さらに恐ろしいのは、この大陸間弾道ミサイルに「核弾頭」をつけられることです。

核弾頭をつけた大陸間弾道ミサイルが打ち込まれると、核爆弾を落とされるのと同じなので甚大な被害が生じます。

日本にとっての危険性

日本にとっても大陸間弾道ミサイルは非常に恐ろしいものです。

アメリカへも到達できるくらいなので、日本など簡単に直撃させるおとができます。

北朝鮮と至近距離なので核を打ち込むことはないかもしれませんが(あるかもしれません)、核弾頭がついていなくてもミサイルを打ち込まれたら多大な被害が生じます。

戦争慣れしていない日本の場合、北朝鮮に占領されることもあるかもしれません(少なくとも北朝鮮側はそのくらいのことを考えている可能性があります)。

まとめ

ミサイルが打ち込まれた報道を見ると「またか」と考える方もいると思います。

しかし「またか」で済む問題ではありません。日本の存亡にもかかわる重大な問題なのです。

これからニュースを見るときには、北朝鮮がどれほど危険なことをしているのか理解した上で、今までとは違った視点で聞いてみてくださいね。

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福谷陽子
弁護士としての経験を活かして、法律・不動産の専門記事を執筆。多くの法律事務所様や不動産会社様、法律・不動産系メディア様からご依頼をお受けしております。 難しい法律や税務、不動産の知識をわかりやすく伝えるのがモットー。 何より目指すのはお客様の利益です。

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