フリーランスのための法律を元弁護士が解説!vol1
私は弁護士の頃にたくさん交通事故事件を解決しましたし、今も多くの交通事故に関する解説記事を書いています。
そんな私が、何と交通事故に遭って当事者になってしまいました。
当事者になった感想は
「思ったよりずっとストレスフルで理不尽」
これから、元弁護士の私が交通事故当事者となった体験記を連続シリーズで紹介していきたいと思います。今回はその1回目!
1.事故の概要
事故が起こったのはある飲食店の駐車場です。
私が停めようと思って駐車場の敷地内に入ると、前方の駐車スペースに車がいました。入っていこうとしているのか出ようとしているのかがわからず、妙な動きをしていたので、私は後方で待機していました。
すると、その車がバックして私の車に近づいてきました。
距離があったのでまさかぶつかられるとは思わなかったのですが、なんだか急に接近してくるので驚き、クラクションを鳴らしました。
しかし相手はかまわず後退を続け、私の車の左前に思い切りゴン!とぶつけました。
驚いて車を降りて「何を考えているんですか」と言うと、相手の方は「まったく見ていなかった」と言っていました。
警察を呼び、現場を確認してもらい、駐車場内ではありましたが事故として受理してもらいました。
相手の方の氏名と住所、電話番号と保険会社を確認して、その場を終えました。
現場ではその方は「まったく見ていなかった」と言って自分の非を認めていました。
そりゃそうです、少しでもミラーを見ていたら、私の車が写るので絶対に下がってこないはずですから。
2.加害者は70歳の高齢者
事故の加害者は、70歳の高齢者の方です。
実際警視庁の調査によっても、70歳を超えると交通事故率がグッと上がります。
世間では若者が危険な運転をすると思われていることもありますが、10代20代の若者の事故率はそう高くありません。
70代以上になると異常に高くなるんです。
確かにその方の運転も始めから動きが変でしたし、バックするのに「(後方を)まったく見ていなかった」なんて異常です。
本当、人間高齢になって運転していたらヤバいです。周囲にそういう方がおられたら、全力で止めて下さい。
3.保険会社の対応
本件でムカついたのは、保険会社の対応です。
翌日相手の保険会社から電話があったのですが、「駐車場の交通事故は基本的にどちらにも過失がある」「あなたの車が動いていたかどうかわからない」などと言い出して、私が「そんなことはないはず」と言い返すと「弁護士を立てるか保険会社に連絡をするように。これ以上話せません」と言ってプチっと切ってしまいました。
「はぁ?ふざけんな!!」
なんという対応!!!!
これが噂に聞いていた「許せない保険会社の態度」というやつですね!!
いつも記事に書いていますが、本当に許せん!!!と思いました。
というわけで、怒り心頭になり、私はこの件をブログに書いてやろうと思ったわけです。
これから継続的にこの件についてブログでご報告していくつもりなので、もしよかったら読んでみて下さい。
4.ドライブレコーダーは買っておくべき
それにしても今回思ったのは「ドライブレコーダーを入れておくべき」ということです。
ドライブレコーダーとは、自動車に搭載しておくと、前後の状況などを自動的に録画してくれる装置のことです。
交通事故が起こった時、ドライブレコーダーを入れておいたら、事故の状況がはっきり写るので、相手が嘘を言っても暴くことができます。
今回も、相手が突然「(私の車が)動いていたかどうかわからない」などと言い出しているわけですが、ドライブレコーダーがあったらこんなことを言わせずに済んだのです。
まじでくやしいです…(><)
もしも今、車にドライブレコーダーを搭載していない方はかなり危険だと思いますので、できるだけ早く搭載した方がよいと思いますよ。
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それではまた、次回お会いしましょう。うまく解決できることを祈っておいて下さい(^^)
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