フリーランスのための法律を元弁護士が解説!vol1
私はライターですが、ライティングの仕事を楽しいと感じるときと辛いと感じるときがあります。
これはみなさま同じではないでしょうか?
今回は、ライティングの楽しさとしんどさをご紹介したいと思います。これからライターになろうかどうか考えておられる方なども、参考にしてみてください。
1.ライティングが楽しいとき
ライティングが楽しいときは、以下のようなときです。
1-1.知らないことを知ることができた!
ライティングの楽しさの重要な要素として「知らないことを知ることができる」ことが大きいです。
実際、ライティングのご依頼を受けるとき「そんなの全部知ってるよ」ということは少ないです。たいていネットなどを使って調査をします。その過程で、どんどんいろんな知識が身についていきます。
私は元弁護士ですが、法律関係の記事の依頼を受けて調べまくっているうちに、弁護士時代よりすっかりいろんな法律問題に詳しくなってしまいました。
今やそこらの弁護士さんよりさまざまな法律分野に詳しいのではないかと思っています。
また、私は意外と法律分野以外のご依頼も多いので、雑多な知識が増えて楽しいです。
過去には太陽光発電やiPhone、仮想通貨、不動産投資、化粧品、猫(!)などいろいろな記事を書きました。(筋金入りの猫好きなので、猫記事は非常に楽しかったです)
この仕事をしていなかったら知ることのなかったいろいろなことを知り、知的好奇心が満たされます。
1-2.いいものができたという自己満足
私には、仕事に対するこだわりがあります。お客様に「変なもの」を提出するのは絶対に嫌です。
そして「これは渾身の出来だ」と思えるものができると、とても満足感があります。
万人に「これはいい」と思ってもらうのが難しいことはわかりますが、自分として「これはすばらしい」「自信を持てる作品」と思えるような文章ができると満足感があります。
1-3.喜んでもらえた
納品した文章をクライアント様に喜んで頂けたら、単純にとても嬉しいです。
お世辞かどうかは分かりませんが、とにかくやたらと褒めてくれる方の場合「もっとがんばってこの人のために貢献しよう!」と思います。
やっぱり人間なんで、褒められると嬉しいですよね!
2.ライティングが辛いとき
以下のようなときには、ライティングが辛く感じます。
2-1.体力的にしんどい
一日中文章ばっかり書いてると、体力的にキツイです。私はもともと目が悪く、ど近眼な上に複視(ものが二重に見える症状)があるので、さらに疲れが倍増します。
1日の終わりにはへとへとになって、ブログを更新する余裕すらなかなか残っていません。
2-2.納得できない修正依頼
クライアント様によっては、納得しがたい修正依頼を出してくることがあります。
「金払ってるんだから、文句を言うな!」と言われてしまいそうですが(済みません)、ときには「なんだそりゃ」みたいな依頼があるんですよ。
たとえば私のことではありませんが「何となく違和感」とだけ告げられて「どうしたらいいの?」と思った方もいらっしゃるようです。
私が困るなぁ、と思うのは、当初に何の指示もなかったのに、文書を提出するとあれこれ追加で希望を言ってきて、いつしか当初の依頼とは内容が変わってしまっているケースです。
それだったら始めから言ってほしいし、もし追加するなら別の依頼になっているのだから費用の点でも考慮してくれないと困ると感じます。
2-3.お金を払ってもらえない
業務委託の場合、どうしてもお金を払ってもらえないリスクを伴います。
幸いなことに、私は今まで払ってもらえなかったお客様はいないのですが、中にはそういったこともあるそうです。やった仕事が正当に評価されずに逃げられるのは、やっぱり嫌なもんです。そういうルール違反はダメですね。
3.ライターかアフィリエイターのどっちが良いか迷い中…
以上のようにライター業は良いことも悪いこともあります。
ただ、基本的に私はライターに向いていると思っていました。天職かなー、なんて考えていたのですね。
ところが前回も書きましたが、最近はアフィリエイターに心が揺れ動き中です。
ライターから転身して成功される方もおられると聞きますし。
当面ライターを辞めることはありませんが、いろいろ試行錯誤していきたいと思います!
フリーランスのための法律を元弁護士が解説!vol2
フリーランスのための法律を元弁護士が解説!vol3