債務整理

借金返済ができないなら「債務整理」で解決しよう!

  • カードローンで借りすぎて、支払いが苦しい…
  • クレジットカードを使いすぎてしまった
  • リボ払いがいつまでも終わらない気がする
  • 毎月の返済ができない!
  • 家族に借金がばれたら困る

 

このような借金問題でお悩みの方はおられませんか?

 

借金のお悩みは、法的な方法を使うと、ほとんどどのようなケースでも解決することができます。

今回は、苦しい借金問題を解決する方法について、元弁護士のライターぴりかが解説します。

 

1.借金を放置しておくとどうなるの?

カードローンやクレジットカード、サラ金などで借金をしてしまうと、返済が苦しくなることがよくあります。

何とか返済を続けていても、支払いができなくなってしまうこともあるでしょう。

借金を返さないまま放っておいたら、どのようなことになるのでしょうか?

 

1-1.督促電話・督促状が届く

まず、借入先のサラ金や銀行、カード会社などから電話で督促されます。そして、自宅に「督促状」が届きます。督促状は、ハガキで届くこともありますし、封書で届くこともあります。

業者によっては、どこから届いたのか分からないようにしてくれることもありますが、封書やハガキに「〇〇株式会社」などと、業者名がすぐにわかるように表示されていることもあります。

このような業者からの督促状を家族に見られて、借金がバレるパターンがとても多いので、注意が必要です。

 

1-2.内容証明郵便で一括請求書が届く

それも放っておくと、内容証明郵便という特殊な郵便で、残金の一括請求書が届きます。内容証明郵便自体に差押えなどの効力はありませんが、書留のような方法で手渡しになりますし、書式も特殊なので、受けとると圧迫感を受けるものです。

そして、内容証明郵便では「残金の一括支払いをしてください」ということと「遅延損害金の請求をします」などと書かれていることが普通です。

また「支払いができなかったら、裁判をします」と書かれていることもあるので、受けとった方はびっくりしてしまうことが多いです。

 

1-3.裁判されて取り立てを受ける…

内容証明郵便でいきなり一括請求書を送られてきても、多くの方は支払いなんてできません。

すると、業者は本当に裁判をしてくることがあります。裁判で支払い命令(判決)が出たら、業者から「取り立て」を受けることになります。

取り立てというのは、差押えのことです。たとえば、大切な預貯金や生命保険、給料(!)などを取られてしまう可能性があるのです。

そんなことになったら、生活ができなくなってしまいますよね。

 

 

2.借金問題を解決する方法は「債務整理」

2-1.債務整理したら、借金問題は解決できる

このように、借金を返さずに放置していると、大変なことになります。

借金問題を解決するためには「債務整理」が非常に効果的です。

債務整理というのは、借金問題を解決するための法的な方法の総称です。

 

つまり、借金を解決するいくつかの方法を、まとめて「債務整理」と言っているのです。

 

債務整理には、いくつか種類があるので、自分に合ったものを選択することが大切です。

そして、自分に合った債務整理手続きを利用したら、ほとんどの借金問題を解決することができます。

 

 

2-2.債務整理のスゴイところ

「こんなに多額の借金だから無理」ということもありません。

「財産を失いたくない」←大丈夫です。

「家族に知られたくない」←OKです。

 

ほんとうにどんなケースでも解決できる、すばらしい制度です。

ぴりかも弁護士時代、たくさんの債務整理事件を解決して、たくさんの依頼者の方々が再生していかれました。

 

3.債務整理の種類って何?

ところで、債務整理には、以下の3種類があります。

 

3-1.任意整理

任意整理は、債権者と直接話し合って解決する方法です。柔軟に解決できる点が魅力です。

ただし、借金の減額率はあまり大きくありません。

 

3-2.個人再生

個人再生は、裁判所の関与のもと、借金額を大幅に減額する手続きです。

住宅ローンがある方の場合、特則を使って家を守ることも可能です。

 

3-3.自己破産

自己破産は、裁判所の関与のもと、借金を「全額」なくしてもらえる手続きです。どんなに多額の借金でも0になるという、すさまじい効果を持った制度です。

ただし、「財産がなくなる」というデメリットがあります。(生活に最低限必要な分は残ります)

 

4.1人でできるのか?

4-1.1人ですると、失敗のリスクが高い

以上のように、債務整理にはいろいろな方法がありますが、どれについても、債務者が1人で取り組むには限界があります。

任意整理では相手と交渉をしなければなりませんし、個人再生や自己破産では裁判所で非常に難しい手続きをしなければならないからです。

たまに、自分で自己破産しようとして裁判所に来る一般の方もおられるのですが、書記官から「弁護士さんに相談した方が良いですよ」などと言われているのを見たこともあります。

 

だから、債務整理は必ず弁護士に依頼しましょう。その方が絶対に得ですし、メリットが明らかに大きいからです。弁護士に依頼すると、失敗なしに借金を減額もしくは0にすることができます。

 

4-2.無料で弁護士に相談できる!

今は、費用をかけずに債務整理する方法も充実しています。

たくさんの弁護士さんは「借金の無料相談」を実施しているからです。

借金が苦しいなら、是非とも一度、債務整理に積極的に取り組んでいる弁護士に相談してみて下さい!そして、早めに苦しい借金生活から解放されましょう!

ABOUT ME
福谷陽子
弁護士としての経験を活かして、法律・不動産の専門記事を執筆。多くの法律事務所様や不動産会社様、法律・不動産系メディア様からご依頼をお受けしております。 難しい法律や税務、不動産の知識をわかりやすく伝えるのがモットー。 何より目指すのはお客様の利益です。

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